どうも、瀬古草夫です。
印刷物の精度を上げるために3Dプリンタの調整すべきポイントがいろいろあるようなんですが、まずは、レベリングの備忘録です。
目次
レベリング
台(プラットフォーム)とノズルの高さ(Z軸方向)を適切な位置に調整します。
台とノズルがぶつかって動かない状態だと、台が傷つきますし、そもそも無理に動かすと本体が破損する可能性があります。逆に離れすぎていると、フィラメントが台に定着しません。
なので、かなり微妙な調整が必要になります。
レベリングの適切な位置
じゃあ、適切な高さはどこか?という事ですが、
取扱説明書によると、「A4用紙(標準プリンタ用紙)を使用して調整し、ノズルが用紙に軽く傷をつけていることを確認します。」とあります。
とはいっても、「軽く傷つく」という表現は曖昧なので、判断に困ってしまいます。
A.ノズルとA4用紙が軽く接触する程度で、用紙が自由に動かせる位置なのか B.ノズルとA4用紙が接触しすぎて、用紙をなんとか動かすことのできる位置なのか
実際に試してみないと分かりませんね。
いろいろ試してみたところ、瀬古の場合、「AとBの中間よりちょっとBに近い」くらいが適切な位置でした。
レベリング手順
では実際に調整します。
1.Prepare->Auto Homeをクリックします。
ノズルが台の左前に来ます。
2.Prepare->Disable Steppersをクリックします。
モーターが解除され、手で台(プラットフォーム)が動かせるようになります。
4.A4用紙を台に置きます。
3.台の高さを4か所のノブで調整します。
台の高さは、台の下の4隅にあるノブを回して調整します。
時計回りに回すと、台が下がっていきます。
実際のレベリング
1.まずは、Homeの位置から、台(プラットフォーム)を少しずらしてノズルを台の中に入れます。(ノズルが台に入らない場合は、左前のノブを時計方向に回して台を下げます。)A4用紙を動かしてみて動きにくくなる位置まで左前のノブを逆時計方向に回します。
2.台を手前(Y軸方向)に動かして左後ろのノブを回して調整します。
3.ノズルアセンブリを右(X軸方向)に動かして右後ろのノブを回して調整します。
4.台を後ろ(Y軸方向)に動かして右前のノブを回して調整します。
これを1~2回繰り返します。
でもね、台の四隅をきっちり調整しても、マグネットシートが微妙に凸凹しているので、真ん中は、A4用紙が軽く通っていったりするのですわ。なので、台の大きさでレベルを合わせるのではなく、印刷物の大きさの位置でレベルを合わせた方が、より正確になりますね。
Aliexpressの紹介キャンペーン実施中!
下をクリックしてしてAliexpressに新規登録すると、もれなく2599円分のクーポンがもらえます。
コメント