どうも、コロナでも赤字、コロナでなくても赤字の瀬古草夫です。
つい先日、滅多にないお客さんからの注文があったのですが、なぜか注文後に配信されるメールが届かなかったのです。
「まあ、1通くらいええか。郵便だって、万に一つくらい届かない事があるやろうし・・・。」と、呑気に構えておったのですが、それ以降、全てのメールが配信されなくなったのですわ。
一日、何百通と送られてくる広告メールは、一切いらないのですが、滅多にない注文メールは見逃したら、商売あがったりです。(毎日あがったりですが・・・。)
特に、お客さんから直接、連絡のメールをもらっていても対処のしようがありません。
こりゃ、一大事ですわ。
もう5年以上、特に問題なくサーバが稼働していたのをいい事に、あぐらをかいて、ほぼ毎日何もせず、ただ、食っちゃ寝るだけのナマケモノ生活を送っていた瀬古にとっては、コロナウイルスと同じこの未曾有の出来事に、何をどうして解決すればいいのかわかりません。
「神様、仏様、安倍様。どうか、わしに経済支援してください。」
と、ただ祈り続けるだけです。
はいっ!、妄想しても何も解決できないので、一刻も早く原因を追究することにします。
目次
外部メールサーバ とのメールの実験
まずは、問題解決の第一歩として、瀬古が保有しているgmailのメールアドレス宛にメールを送ってみたところ、問題なく届きました。
しかし、gmailからこちらのメールアドレス宛に返信したところ、いつまでたっても全くメールが届きません。
なので、メール受信のみの問題だという事がわかりました。
同一メールサーバ 間でのメールの実験
次に、瀬古のメールサーバで運用している複数のメールアドレスに互いにメールを送ってみて、メールのログを確認しました。
# tail -fn 20 /var/log/maillog status=sent (delivered to command: /usr/bin/procmail)
どうやら、メールはきちんと送れているいるようです。
で、カッコ書きにprocmailに配達したとあります。
procmailって何者?
瀬古は、こやつが誰なのかさっぱり覚えていません。
調べてみると、どうやらprocmailとは、メール振り分けプログラムのようです。
postfixの設定ファイルmain.cfを覗くと
# vi /etc/postfix/main.cf mailbox_command = /usr/bin/procmail
とあります。
メール は、いったんメールサーバのpostfixで受け取った後、 メール振り分けプログラムprocmailに引き渡され、 procmailの設定(レシピ)に従ってメールが処理され、各ユーザーに届けられるという仕組みなのだと分かりました。
次回は、procmailの設定を見てみる事にします。
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